【vol.145】 原則中心

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こんばんは、鈴木です。
本日は「第2回YouTube動画が字幕無しで見れるように
なるセミナー」でした。

今日は遠方から参加してくれた方ばかりでしたので、
それに見合った価値提供ができるよう張り切って
いろいろお伝えしていたらかなり時間をオーバー
してしまいました。

参加してくださった方は本当にありがとうございました。
一部紹介します。

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今日来て一番良かったのは
英語学習のモチベーションが上がったことと、
これからの勉強法が今までと変化したこと。
このようにセミナーという他の人と勉強することも
初めてで、自分以上に頑張っている人を見ると
よりモチベーションが上がりました。

T.S様

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ありがとうございます。
他の人がどのように普段悩み、学習しているのか
わかるのはセミナーの良さですよね。

こう言ってもらえると頑張って声をかけて(=集客して)
よかったなと思います。

第3回も早めに確定してお知らせいたします。

来週は違う趣旨ですが、TOEIC向けも予定していますので
お時間の都合が合う方はぜひご検討ください。

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さて、今日いただいた質問の中に、
「多読の際にどのように英文を理解すれば良いのか」
というものがありました。

簡単に答えると、SVOなどの構造を掴めるようにする
ことです。

100%正しくなくても構わないので、
これがVでこれがSやOだろう
という自分なりの仮説を持って
読む(聞く、話す、書く)ということが大切ですね。

そうでないと、
「やはり単語が足りない」
というちょっとずれた
方向に走り、単語帳を買ってきて
「やはり覚えられない」
となって英語が嫌になる
というサイクルにはまります。

もちろん単語は大事ですが
何となく単語をつなぐだけでは
仕事で使える英語を身につけた
とは言えないかと。

ここは価値観にもよりますが、僕は
武器として使えるレベルを目指している人に
向けて普段英語を教えています。

例えば、洋楽を歌詞をみて楽しめればいいと
いうことでしたら、英文の
構造を掴むところまでは必要ないかも
しれません。

なぜそういう意味になるかを
知り、自分の仕事にも応用して、
英語をしゃべったり、読んだり
聞いたり、書いたりしたい
という人向けだと思ってくださいね。

質問者の方はGR(学習者用の多読図書)はいまいち
興味が持てないということでしたので、その場合は
興味があるもので、かつ難しく
なりすぎないものを選ぶのがコツです。

具体的にはセミナー特典の
リストなどを参考にしていただけたら
と思います。TOEICのPart5も
使えます。

本棚を見たらたまたま
「7つの習慣」がありましたので、
メルマガではちょっとこの本を題材に
取り上げてみます。

第2章に、原則中心という話がでてきます。
そこをみていきます。

A Principle Center
原則中心

By centering our lives on correct principles,
we create a solid foundation for development
of the four life-support factors.

▼私訳
我々の人生を正しい原則中心にすることによって、
4つの人生を支える要素(*安定、指針、知恵、力)
を発展させるためのしっかりとした
土台を作ることができる。

▼構造
by〜,までの前置詞句は脇においておくとして、
中心はwe create a solid foundationですね。これが
SVOとなります。for 以下はfoundationを修飾しますから
読む時にはOの一部と処理してしまっても構いません。

by〜,までの前置詞句は副詞の働きをしています。
for 以下、 of以下の前置詞句は形容詞の働きです。
このように、前置詞句は文中で形容詞か副詞の
働きをしています。

▼語句
center on〜を中心とする

もう少しだけ続きです。

Our security comes from knowing that, unlike other centers
based on people or things which are subject to frequent and
immediate change, correct principles do not change.

▼私訳
正しい原則は変わらないということを
知ることで人生の安定はもたらされる。
頻繁に、かつ即座に変わる可能性が
ある「人や物事」に依存する他の中心とは違うのだ。

▼構造
Our security comesでSV.です。
comeは自動詞なので、骨組みは以上です。
come from somethingで 〜の結果である
ということですね。

また、from以下の
knowing that は、

(that以下を)知ることによって

となります。

文の中心となる本動詞に対して、
準動詞と言われますが、動名詞
も多くの場合に目的語をとります。

ここではthat以下が目的語に当たるという
ことです。

unlike〜changeまでは前置詞句として挿入
されていますから、おまけです。
やはり横に置いておきましょう。

そうすると、thatの後は
knowing that correct principles do not change
となっているのが見えてきます。

▼語句
be subject to changeで
変更になることがある

subjectはそのテーマの下に
あるということですので、
changeから逃れられないというのが
ニュアンスです。

よく取説やカタログに記載されている、

「仕様等は予告なく変更になることがあります。」

という文言のうち、「変更になることがある」
というのがこのbe subject to changeですね。

toは前置詞だという点も含めてTOEICにも
よく登場します。

鈴木 大介

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