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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
今日は英語が公用語化された
某有名企業の方にTOEICを
教え、その後ライティング関係の
仕事と明日からの大学講座の
準備を進めました。
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【メインコンテンツ】
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タイトルの通り、英語にはSをつける
時があります。
例えば、名詞の複数形です。
英語の名詞にはざっくり分類すると
「数えられる名詞」と
「数えられない名詞」があります。
数えられる名詞が複数あることを
示す場合には、その名詞にはSをつけます。
例) two dogs(2匹の犬)
そもそも何が数えられて、何が数えられないかの
分類が難しかったりするのですが
今日のテーマはそこではないので、とりあえず
「名詞には複数形としてSをつけることがある」
ということを頭に思い浮かべておいて
ください。
一方で、動詞にSがつくことも
ありますよね。
例)He works hard.(彼は一生懸命働く)
こちらは3単現のSと言って、名詞ではなく
動詞につくSです。
3単現とは、
3人称
単数
現在形
の頭文字を取ったものです。
3人称とは「私」と「あなた」
以外ですね。
3人称にはThey(彼ら・彼女ら・それら)
も含まれますが、単数という条件になりますので
theyは動詞にSをつける対象にはなりません。
例)They work hard.(彼・彼女らは一生懸命働く)
また過去形や、未来を表すために助動詞などを
使う場合にはこのルールは適用されません。
例)He worked hard yesterday. (彼は昨日、一生懸命働いた)
例)He will work hard tomorrow.(彼は明日、一生懸命働くだろう)
以上のルールをまとめて、「3単現のS」
と言います。
つまり、名詞は複数形にSがつき、
動詞は主語が単数(+3人称、時制が現在)の時にSがつく、
ということですね。
この単複が「どっちだっけ?」
ということになりやすい人は
今日のルールを改めて意識してみて
ください。
久しぶりに英語に触れる人に
多いです。
ただし、うまく3単現のSを付けられない
と言って、変に落ち込む必要はありません。
確かに落ち着いて考えればルール自体はそれほど
複雑なものではありませんし、中1の最初の方で
習うので
「こんなことができないなんて」
と思ってしまいがちなのですが
研究によると、実際にこの3単元のSが使えるように
なるのは、かなり英語に習熟してからということが
わかっています。
なので、こんなルールがあるといことを
意識しつつ、継続的に英語に触れ、
時々アウトプットやその際のフィードバックを
通じて直していけば、間違える確率が
徐々に減っていきます。
鈴木 大介
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