【vol.226】嫌がりますか?

今日は村田製作所様とWeb
を通じての研修でした。その後近大でのTOEIC講座でした。


今日はTOEICのPart2を題材に、
依頼表現をピックアップしてみます。
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Would you mind helping me set up the meeting?
A) Yes, I met him last month.
B) Not at all.
C) I think it was over by 6:00
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Would you mind〜ingというフレーズは
誰かに依頼をするときの丁寧な表現です。「〜していただけませんか?」

という意味なのですが、mindの
元々の意味は「嫌がる」ということです。
ですので、この文を直訳した意味は
「会議の準備を手伝うのを嫌がりますか?」
ということです。
なので、普通の依頼文と違って
Noと言うと、
「嫌がりませんよ→構いません/OK」
という意味になります。
ただ、ネイティブにとっても
Noと言ってOKとするのは違和感が
あるらしく、
結果的に”Not at all”という
フレーズが「構いません」という意味で
よく使われます。
ということでここでの答えは
B)です。
TOEICだと基本的に頼みごとは
OKと受けてくれる人が多いので
Would you ?と聞こえたら
Not at allという答えを予測しておく
といいですよ。
とはいえ、断るときもあります。
そのときは先ほどと反対だから
理屈では「Yes」となるわけですが、
 そうすると「嫌がります/嫌です」
というダイレクトな断りになるので
普通はそのようには返しません。
英語は表現がダイレクトだと言いますが、
それは結論を先に持ってくることが
多いことや、行間を言葉にすることであって
気遣いが無いという意味では
全くないのでご注意ください。
じゃあなんなの?
 ということですが、断るときには
お詫び(Sorry, etc)
理由(I have to go right now for a meeting.etc)
 で返答するのが基本です。
簡単で構わないので「断るときには
理由を添える」というのはちょっとした
ことですが、大事なルールです。
 訳)
会議の準備を手伝ってくれませんか?
A)はい、彼に先月会いました。
B)構いませんよ。
C)6時には終わったと思います。

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