【vol.094】売れる!英文レター

こんばんは、鈴木です。

今日もいろいろな案件が重なり

結局気づいたら遅い時間になって

しまいました。

絞る時期と広げる時期とあると思うので、

年初のこの時期は行けるところまで広げて

みたい、というように考えています。

「限界突破」がひとつのテーマですね。

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あるクライアントさんから

オフィシャルレターに関する質問・依頼を

いただき考えてみました。

その方が書きたかった出だしの文章はこれ。

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拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素はお世話になり厚くお礼申し上げます。

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日本語のビジネスレターでは一般的ですよね。

これを英語にするとどうなるか?

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Dear Mr. ◯◯:

Thank you for your continuing business with us. This is to let you

know a partial change regarding our importers.

(日頃の取引におきましてはお世話になり、ありがとうございます。

このレターは輸入業者の一部変更についてお知らせするものです。)

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としてみました。

え、日本語と英語で言ってることが

全然ちがう?

と感じたらそれは正解です。

まず最初から説明していくと、英語の「拝啓」にあたるもの

はDear Mr./Ms となりますから、これは置き換えるだけですね。

名前のあとには、メールならDear Mr. Smith, のように

カンマが一般的ですが、レターだとアメリカ式はコロン:を打ちます。

イギリス式ではレターもカンマです。

今回はOfficial Letterだったので、

レターの雰囲気を出すために

コロンにしています。

問題はそのあとですね。

まず大原則として、英文レター・Eメールでは

前段にあいさつをしてからビジネスの話に入る

という習慣がありません。

なので、「時下ますます〜」というあいさつ

は文化の違いにより直訳はできないし、そもそも

必要が無いんですね。

その上で、そうは言っても一言添えたいという

ことであれば、上述のような、Thank you〜という

1文を添えれば十分です。(これは既に取引がある

場合のあいさつです。)

そのあとは、このレターは何なのかという

「概要もしくは目的」をまず伝えましょう。

今回は輸入業者の一部変更という内容で

書いていますが、もちろんここは話の内容

次第です。

今日のポイントとしては、

▼日本語と英語で文化の違いがあるから、

 文書の書き方も違う。

▼一般的に書き出しの部分で必要な事

 日本語「(丁寧な)あいさつ」

 英語   「文書の概要・目的」

▼逐語訳は必ずしも必要無い。

ということですね。

これらは何も英語的な体裁を整える

ためだけに必要なのではなくて、”売れる”レター

を書くために必要だなと最近つくづく思います。

鈴木 大介

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