【vol.103】聴く前から理解しておく

こんにちは、鈴木です。

セミナーは満員御礼ということで

昨日のうちに募集を終了させていただきました。

申し込んで下さった方々ありがとうございます。

キャンセル待ちの方も出ているので、

次回も早々に考えていきますね。

これから本番まで、コンテンツをさらに

練っていきます。

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昨日のセミナーの中で、ディクテーションを

しているときに、department(部門・課)という単語

が出てきました。

参加者さんの一人がpayroll departmentと書き取り、

それだとtheが抜けていたので、

“the” payroll department と訂正しました。

 

この the をとらえる必要があるかどうかは、

目的によります。

 

多聴をしている時には、もし聞き取れなくても

気にせず、大意を捉えながら先に

進むことの方が大抵の場合、重要です。

 

逆に、シャドーイングや、ディクテーションではそういう

細かい点も捉えていくことで、英語を構造的につかめる

ようになります。別の言い方をすれば、インプットがさらに

細かく理解できるようになり、その結果、

アウトプットも磨かれていきます。

 

ところで、なぜこんな theのような細かい音が聞き取れるか

ということですが、これにはコツがあるのです。

 

耳を鍛えて聞き取れるようになるという

アプローチもあるとは思いますが、

それよりも、何か例外的な状況でない限り、

一般的な意味で会社の部門について

話すときにはtheがつくものだと

理解していると、聞きとりやすくなります。

 

つまり、

耳が良い→聞き取れる

のではなく、

ここにtheがあるはず→聞き取れる

ということですね。

 

ここで言いたいのは、全部ではないにしろ

聴き取れるかどうかは、事前知識によるところも

結構大きいということです。

 

ここはこうなるはず、というのは、

まずは文法・語法の力です。

 

部門というのは通常、自社に一つしか

ありませんから、話し手にとっても聞き手に

とってもどの部門のことか認識できるので

theがつくわけですね。

 

せっかくなので他の部門名も

あげておきます。

 

the sales department(営業部門)

the product planning department(商品企画部)

the marketing department(マーケティング部)

the quality assurance department (品質保証部)

the legal department(法務部)

the human resources department(人事部)

the administrative department(管理部)

the accounting department(経理部)

 

などなど。代表的な言い方を選んでいます。

人事部のresource”s”も認識

しておきたいですね。会社にいろいろな人材

がいるイメージです。

 

ではまた明日。

 

鈴木 大介

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