こんばんは、鈴木です。
今日も寒いですね。明日は少し
和らぐとか。
いずれにせよ、来週のTOEICも迫ってきましたし
体調には気を付けたいですね。
今日は英文を速く読めるようになる
方法について考えていきます。
そもそも速く読めるとは
どういうことか?
定義しようとすると難しい問題ですよね。
1分間で何文字読むとか、
難易度による違いはどうなのか
とかいろいろあります。
なので、今日の話は、
「自分の中で比較して以前より
速くなるための方法」
という感じで受け取って
もらえればと思います。
早く読めるようになるためには、
英文解釈力を上げたり、
単語や文法の知識を上げたり
ということが全部大切です。
その中でも、今日のポイントは、
速く読めるようになるには、
速く読めたという経験が必要ということです。
禅問答みたいで
よくわからないですね。
例えば、以前ジュビロ磐田に在籍
していた元日本代表の高原直泰が
走力を上げるために
ゴムチューブで引っ張ってもらう
トレーニングをしていました。
自分の力では出せないスピードを
外部の力を使って体感することで、
自分で出せるスピードが増したり
するそうです。
僕の今日の話はこれに似ています。
速く読めたことがないと、
速く読めるという感覚が
掴めない。
逆に言えば、速く読める
という感覚がつかめると、
速く読めるきっかけになる
ということです。
さっきのトレーニングの話は、
「だって引っ張ってもらってる
んだから速く走れるのは当たり前
でしょ?」
と思うかもしれません。
頭で考えればその通りですよね。
でも、体は多分、速く走れた
というその感覚のみを覚えている
はずです。
「引っ張ってもらったから」
「速く走れた」
この前半部分は理屈であって、体感覚にとっては
関係ないということですね。
これと英文を速く読む話が
具体的にどう繋がるかと言うと、
英語の場合、多読をすることが
このトレーニングにあたります。
以前にも紹介したように
多読のコツは簡単なものをたくさん
読むということですが、
自分のレベル以下のものを一定量以上
読めば、そのレベルのものは必ず
今よりは速く読めるように
なります。(もちろん最低限の文法知識などは
いります)
そうすると、試験や日常業務で使うような
もう少し高度な英文の処理も速くなる
ということです。
「簡単なものだから」
「速く読むことができた」
ここでも前半は無視される
イメージです。
繰り返しますが、速く読む
という感覚がつかめれば、
今よりも速く読めるようになります。
「簡単なものが読めても
難しいものは速く読めないんじゃ?」
確かに冒頭でも話したように、
高度な英文処理でもできるようするには
今よりも正確な文法や単語などの知識も必要
かもしれません。
でも、当社比でレベルアップ
することは多読で十分可能です。
というよりむしろ多読が大切です。
これまで多読に取り組んだことが
なかったり、量が少なかったなと思う人は
騙されたと思ってやってみて下さい。
実際僕も多読のおすすめ図書を
人に紹介しようと思って
簡単な本を読み続けていると、
英文処理のスピードが速くなる
のを感じます。
英語が苦手で、今日の話がピンとこない人は、
自分の得意分野で置き換えて
みるとわかりやすいかもしれませんね。
鈴木 大介
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