【vol.137】WhereとWhen

こんばんは、鈴木です。

今日は英検1級ホルダーの
方にTOEICを教える機会が
あったのですが、Part2の時に

Where と When

の聞き取りに何問か苦戦されて
いました。

Part2といえば、疑問詞の問題が
出題としては一番多く、それは
冒頭の疑問詞を聞き取るだけで
攻略できる易しいタイプの問題です。

ただ、このWhereとWhenだけは
時々紛らわしいものがあるので、
要注意。

whereの後半の音は「アー」ではなく
曖昧母音ですから、wheの後の
音は文字通り曖昧になるということですね。

結果、whereもwhenも似た音に聞こえることが
あります。

しかも、問題作成者もそれを意図していますから
ご丁寧に、設問がwhereの場合にも、もしwhenだったら
これを選ぶかなという選択肢が用意されて
いることが多いです。

例えば、こんな問題。

Where will the new office be located?

A) In London.
B) To give everyone more space.
C) Next Saturday.

これだと、正しく聞けていれば
A)とすぐわかります(メルマガなら
文字だから簡単ですね)

ただ、これも実際の音は紛らわしいので、
冒頭だけ聞いてwhenだと思い込むと
C)なのかなということになってしまう
わけです。

で、肝心のどうすればよいか
ということについては、

2つあります。

1つはまずそもそもこのwhereとwhenが
よく似た音だということを意識しておく
ことではないでしょうか。間違えたことが
ある人ならきっともう気にしていますよね。

2つ目はやはり冒頭だけで
選ぶことから少しずつ卒業し、冒頭に意識を
向けつつも全体をうっすらとでも理解
しているという状態を目指すことですね。

be locatedは
〜に位置する・〜にある

という意味ですから、ここまで聞いて判断
すれば、間違いにくくなるはずです。

でもこれは600点くらいを超えてから意識すれば
いいことかなと思います。

冒頭で述べた通り
英検1級の人でも間違うことが
ある問題ですので。

慣れるまでは冒頭(疑問詞)に集中して、それでも
ひっかかる問題は難問だと割り切ることも
重要です。

鈴木 大介

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