こんばんは、鈴木です。
英語で実際の求人広告を読んだり書いたりする人は
限られるかもしれませんが、TOEIC
の問題ではよく登場します。
今後は日本の会社も英語で募集をしたりする
機会も増えて行くかもしれませんね。
この求人広告ですが、
会社案内&募集職種
↓
仕事内容
↓
資格・応募条件
↓
応募方法
のように話の進み方が一定
なので、取り組みやすい文章題
となっています。
それぞれもう少し詳しくみていきます。
▼職種
会社概要と共に、どんな職種が募集されているのかを
最初に述べます。seek(求める)やlook for(探す)という単語が使われます。
例)
XYZ company is currently seeking a sales manager.
現在XYZ社は販売部長を求めています。
▼仕事内容
職種に興味を持った人は、次に
仕事内容に興味を持つはずです。
そこではresponsibilityやdutyという
言葉が、「業務内容」という意味で
使われることがあります。
通常は1つではないはずなので、複数形になります。
例)
Responsibilities(Duties) include 〜
▼資格・応募条件
もしあなたが真剣に募集を考えていると
仮定して、ここまで読んでその仕事に興味があれば、
次に気になるのは
「私って応募できるのかな?」
ということですよね。
そこで条件が提示されます。
Qualified applicants must have〜
資格のある応募者は〜がなくてはいけない
The successful candidate/applicant
成功する候補者(≒採用される人)
といったフレーズが目印です。
must have やrequire(≒need),necessaryと言われたら
その条件はいわゆる”マスト”ですが、
Fluency in English is preferred.
と言われたら、「英語力があることが”望ましい”」
という意味なので、
【必須ではない】
ということに、読み取る際は注意してください。
preferredは結構ひっかかる人が多いです。
▼応募方法
そして、会社や仕事内容に興味を持ち、
条件もクリアしていることがわかったら
次は
「どうやって応募すればいいの?」
と考えますよね。
これは一番最後に記載されます。
これまでのどこかで読むのを止める
人には関係のないことだからです。
例)
Please submit your resume by e-mail.
resumeはこの文脈では履歴書です。
TOEICではresume 動)再開する
と区別して、eにアクサン(’)がつけられます。
実際のweb広告などは、この記号を出すのが
めんどくさいのかどうかわかりませんが、
resumeという単語を履歴書として使って
いるものも多いです。
問題を解く際は、資格のところが
一番よく聞かれます。
例)
What is not a stated requirement
for the job?
なので、そこについて質問されていたら
これまで見てきたように、文書の中盤くらい
で、The successful candidateのような資格
について述べていることを表すキーワード
を探しながら読むと効率的です。
もし聞かれているのが応募方法なら、一番下を読む
ということですね。
鈴木 大介
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