こんばんは、鈴木です。
今日は高校の英語の先生に
リスニングのトレーニングと、
TOEICの上級レベルの講座を
実施しました。
かなり昔に950点を取得済みという
生徒さんなので、どちらかというとTOEICの
情報処理の側面についてお話ししました。
会社の役員で、若手に導入するために、
自分が先に再受験するとのことです。
週末に人知れずレベルアップ
してやろうという心意気が素敵ですね。
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以前にも見かけたことがあるのですが、
今日もまた大学でbe動詞を教えることを
批判する記事が出ていましたね。
確かにそれだけ取り上げると
中1レベルのことを大学でしていると思われてしまうかも
しれませんが、英語の構造をつかむ上では、説明の
行きがかり上be動詞も必要だろうと思います。
▼The man standing next to our boss is our new staff.
上司の横にいるのが新しいスタッフだ。
この場合、be動詞は算数のイコール
と同じ役割をしますので、ざっくりとらえると、
the man = new staffということになります。
英語の構造を理解するときにベースとなる
考え方に、文型というものがあります。
第1から第5まで、5つに分けるのが基本形です。
先ほどの文ではSVCという第2文型
が使われていました。
それぞれ
S=the man
V=is
C=new staff
となります。
修飾語句やSVOC以外の要素など
この考え方では捉えにくい部分はあるのですが、
英文の骨格をつかむという意味では非常に役立ちます。
その中でも、今日は第2文型について考えて
みたいと思います。
先ほど例に挙げたbe動詞というのが
第2文型では一番よく使われる例ですが、
それ以外に主語の感覚や状態を表す動詞が
第2文型として使われます。
get, become, seem, appear, remain, stay,
feel, look, sound, smellなどですね。
これらは後ろに形容詞をとって、補語
とすることが多い動詞です。
▼A lot of people feel uneasy about making an online purchase.
多くの人がオンラインでの購入に不安を感じている。
▼The second candidate seems (to be) the best.
2番目の候補者が一番良いようだ。
remain などはわりとよくTOEICでも出てきますね。
▼Many shops remain open until 9:00 p.m.
午後9時まで開いている店は多い。
この機会に、地味だけど重要な第2文型
も意識してみてください。
ポイントは、それぞれの動詞に個別の
意味はありますが、全部be動詞に
置き換えても役割は同じということです。
鈴木 大介
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