こんばんは、鈴木です。
今日のテーマはTOEIC Part5での
前置詞です。
前置詞はその単語自体の意味により
選ぶ場合もありますが
前の単語、後ろの単語によって
決まることもよくあります。
例えば、
dependと言えば、onが続く。
relyもonですね。どちらも(〜に頼る)です。
invest in(〜に投資する)
be interested in(〜に興味がある)
an increase in(〜の増加)
inform A of B(AにBを知らせる)
などもあります。
これらは、前置詞が前の単語によって
決められるパターンです。
今日教えていた生徒さんは
an increase inなんてつながりは
これまで考えたこともなかった
と言っていましたが、
このあたりのつながりを
意識しながら読むということは
正確な読解にも大切です。
それから、先述の通り、
後ろの単語(目的語)
によって決まる場合もあります。
She arrived in Kobe yesterday.
と言うときは、Kobeという「都市」
だからinとなります。
もし「駅に到着した」なら
at the stationですね。
このように、それ自体がメインの
単語というよりは、補助的な役割
をする単語(機能語)である前置詞は
他の単語の影響を受けて決まることが
多いです。
辞書で単語を引くときなどに
こういったつながりを意識する
ことから始めて欲しいのですが、
Part7のような文章を読んでいる時
(本番ではなく復習時)や
多読をしている時に、
ふと意識するようにするのも
有効です。
「この前Part5で出てたな」とか
「なんでここはinじゃなくてonなんだろう」
など。
こういった気づきがその単語の習得に
つながり、アウトプットでも
使えるようになります。
単語をつなぐレベルからの脱却には
ぜひこのあたりを意識してみてください。
鈴木 大介
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