【vol.192】例外と遊び

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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
今日もTOEFLの授業でした。

最近留学関連の仕事が増えています。
学生向けと社会人向けで講座の性格は
違うのですが、より良いキャリアを
目指すという意味では方向は一緒なんだな
ということを再認識しています。

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【メインコンテンツ】
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英語を教えていると、どうしても

ルールと例外

の境目を伝えるのが難しいところです。

「これはこういうルールです(絶対に/例外なく)。」

と言い切れればお互いにとても
すっきりするのでしょうけれど、
なかなかそうもいかないので、
ニーズとその件の重要度に応じて
調整をすることになります。

例えば品詞を考える時に、
接尾辞(ful, ly, able, tiveなど)
を見ればある程度それが
何詞かというのはわかります。

effective(効果的な), tentative(仮の)など
-tiveで終わるものは形容詞、といった
具合ですね。

ただこの語尾(-tive)は結構例外が多くて、
以下のように名詞になるものもあります。

executive(重役)
detective(探偵)
objective(目的)
representative(担当者)

など。もちろん形容詞としても
使われます。意味が変わるものも
あるので、一度は辞書でチェックしてみて
ください。

感覚値ですが、TOEICで470点を取らないと
昇格できない(だから470点でいい・後は英語を使わない)
ということであれば、やや強引ですが

「-tiveは形容詞」

と覚えておくのがいいでしょう。

もう少し高得点を狙っていたり、
きちんとした英語を身に付けたい
という人は、上の例外的な使われ方
も押さえておく必要があります。

このメルマガを読んで下さっている方は
後者が多いと思います。

-tiveは形容詞というルールを尊重
しつつ、例外を許容する
遊びの部分を持つように心がけて
みてください。

鈴木 大介

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