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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
今日から関大のTOEFL iBT講座が始まりました。
去年から担当させてもらい3期目ということに
なります。
去年の受講生がTOEFLで結果を出し、
現在オーストラリアで留学中という話が
聞けてよかったです。
今期も結果につなげてもらえるよう
全力を尽くします。
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【メインコンテンツ】
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TOEFLのリーディングでは
語彙問題が1パッセージにつき3−5題
出題されます。
TOEICでもPart7で言い換え問題が1−2個出ますし、
Part5-6でも半分くらいは語彙力を試す
問題です。
試験以外でも、外国語を学ぶ際には
単語の習得は欠かせません。
そんな単語ですが、
「知っていることが期待される単語」
と
「文脈から読み取れることが
期待される単語」
とがあります。
覚えている単語はその知識をベースに
判断するだけですが、はっきりわからない
単語は文脈から推測することになります。
そういった単語を
なんとなくこんな意味だろう
と判断するときには、「接頭辞」が
非常に役立ちます。
接頭辞とは単語の頭の部分につく
pro-
ex-
などの部分のことですね。
それぞれに意味があり、
単語全体の意味の方向性を表します。
pro=前の方に なのでpromotionは”昇進”
ex=外 なのでexitは”出口”
といった具合です。
例えば、biでしたら”2つの”という意味が
あります。
ですので、
******************************
He pulled a pair of binoculars from his jacket pockets
and trained them on the strange bird.
******************************
という文を見たときに、仮りに
binocularsを知らなかったとします。
例文のそれ以外の単語から、このbiを知らなくても
なんとなくこれが「双眼鏡」だということを
予想できた人もいるでしょう。
でも、bi=2ということを知っていると、
改めてbinocularsを覚えるときに「なるほど」
という納得感が出ませんか?
こういった情報があると覚えやすくなると
思うんですよね。
このように、推測するときだけでなく単語
を覚えるのにももちろん役立ちます。
ただ、例によって例外というか、1元的で
ない意味を持つものはたくさんあります。
接頭辞を覚えるのに多大なストレス
がかかっても本末転倒ですので、
「うまく意味が繋がったらラッキー」
くらいのつもりで取り入れてみてください。
例文の訳)
彼はジャケットのポケットから双眼鏡を取り出すと、
その奇妙な鳥へと向けた。
鈴木 大介
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