こんばんは、鈴木です。 最近TOEIC SWも問い合わせ をいただくことが増えてきました。 SWというのはSpeaking, Writing の力を図るためのテストです。 問い合わせは企業に勤めている方から が主ですが、そういった状況を 受けて、来季から大学でも講座を開講 しようとしているところが 増えてきていますね。 秋に開講する予定の大学から いくつか話をいただいています。 なので、これからこのメルマガ でも時々取り上げたり、また ゆくゆくはセミナーや講座も 作っていこうと思います。 出題される問題は通常のTOEICと 似ているものもあります。 今日はまず手始めに、Part1と同じ 写真描写問題について見てみます。 Speakingです。 SWの問題を持っている人は それを、無い人はPart1の写真を イメージしてください。 これを30秒で準備して、 45秒で説明をしていきます。 ストレートに言うと、これのダメなパターンは 目に付いたものを適当に1個1個 説明していくというパターンです。 これですとよほど流暢な人は別として、 大抵の人は言うことが無くなるか、 もしくは言い方がわからなくなって 行き詰まります。 45秒はほとんどの人にとって、 無目的に英語でしゃべるには 思っているよりも長いです。 なので、まずは次の「型」を意識してください。 それは 全体から部分へ ということです。 これは英語の論理展開でよく言われる 抽象から具体へというのと 同じことです。 今私の手元にあるのは屋外のアウトレット モールのような写真で、お客さんが 何人かベンチに座ったり歩いたりしています。 それでしたら、まずは This is a picture of a street scene.(これは路上の風景です) のように全体を示してあげます。 手元の問題の模範例は I can see several people in the picture. (絵には何人かの人が写っています。)と続けています。 これがまずは全体を示すということです。 それから個別の話に入ります。 その時には、左、右、真ん中、手前、奥 あたりを分けて順に説明していきます。 例えば、 ・The lady on the left~左側の女性は ・The two men in the middle~真ん中の2人の男性は ・There are some buildings in the back ground. 後ろには建物がいくつかあります ・In the foreground, there is ~ 手前には~があります。 などです。 一文一文はなんとなく組み立てが できるけど、すぐに言うことが無くなって しまうと感じている人は、この全体から部分へという 流れや、そのために必要な言回しを知っておくと 劇的に改善する可能性があります。 鈴木 大介
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