【vol.303】日時と場所を表記して案内を送る

ビジネス英語

 英文での曜日、日時、場所の表し方

今日は日時との関連を取り上げてみたいと思 います。結論から言いますと、スタイルの違いによる例外はありますが、慣行上、以下の順番で要素が並びます。

1) 曜日

2) 日時

3) 場所

例えば、 「10月3日(水曜)の午後3時より C会議室にて営業会議を開きます」 という予定を関係者に伝達するようなときは、

A sales meeting has been scheduled for Wednesday, October 3, 2015, at 3:00 pm, in Conference Room C.

となります。 表記の上でのポイントは、

  • まず曜日が来ます。曜日は( )には入れません
  • 西暦年の後のカンマはつけないこともあります。
  • その次に開催時刻を入れる。(ただし、時刻を曜日の前に入れて書くスタイルもあります)
  • 最後に開催場所が来ます。案内文ではinなどの前置詞は省略されることもあります。

繰り返しとなりますが、会議の開催日時・場所の表記に ついては、 まず曜日、 次に年月日、 そして最後に開催場所というのが一つの基本パターンになっています。

Googleの例

以下は今年度のGoogleの株主総会の 案内通知からの抜粋です。

We are pleased to invite you to attend our 2015 Annual Meetingof Stockholders (Annual Meeting) to be held on Wednesday, June 3, 2015 at 9:00 a.m., local time, at our headquartersat 1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, California 94043.

出典: Googleの例

曜日に関しては、先ほどの例文はbe scheduled for (〜に予定されている)という表現でしたが、そういった定型表現以外は通常曜日には on がつきます。

それ以外は先ほどの例文通りに並んでいますね。また、箇条書きでは以下のようになります。

Time and Date 9:00 a.m., local time, on Wednesday, June 3, 2015.

Place Google’s headquarters, 1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, California 94043.

出典: Google 箇条書き

このGoogleの例では日時は”Time and Date”の順で表していますが 他の会社を見ると、”Date and Time”として、時刻を後ろに書いている例も多くあります。 なので、日付と時刻の順番は文章でなければそれほどこだわる必要はないかもしれませんね。

Appleの例

別の例も。今度はAppleです。

Notice is hereby given that the 2014 annual meeting of shareholders (the “ Annual Meeting ”) of Apple Inc., a California corporation (the “ Company ”), will be held on Friday, February 28, 2014 at 9:00 a.m. Pacific StandardTime, in Building 4 of the Company’s principal executive offices.

出典:  Appleの例

やはり曜日→日時→場所ですね。 それにしても会社の株主向け通知は無料でビジネス英語を学ぶのにとても良い素材ですね。

特に上で取り上げた例では Googleのものが読みやすいので興味のある人は読んでみてください。

知っている単語や、 TOEICを通じて覚えた単語の拾い読みだけでもいろいろと発見があると思います。

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