【vol.049】リスニングでカンニング

こんばんは、鈴木です。

週末のセミナーを修了し、横浜から関西に

戻ってきました。

移動はこだまのグリーン車を利用。

グリーンというとリッチな感じ

に聞こえますが、今なら

JRの50周年記念で1万を切る価格で

東京ー大阪間を乗ることができます。

こだまなので、

時間があって、移動中に仕事がしたい

場合には良いのではないでしょうか。

ただEX ICサービスを使う場合に

限られるようです。

それにしても気づけば今日から12月ですね。

2014年を悔いなく締めくくることは

もちろん、2015年に向けての準備も

していきたいところです。

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さて、今日は聞き取り強化のための

リテンションについて紹介したいと思います。

(話す練習にも役立ちますが、ここでは

リスニング中心に見ていきます)

 

リテンションとは、Retain(記憶保持)をする

練習です。別の呼び方で、リッスン&リピート

と呼ばれたりもします。

 

聞いたものを、一時的に記憶に残し、

口に出して再現します。

 

取り組み方は非常にシンプルですが、

かなり負荷が高い練習ですので

コツとしてはまずは

 

1.短めの文で練習する

 

2.トランスクリプト(原稿)があるもので行う。

 

ということを守るのが大事です。

 

ゆっくりめの音声を使うというのも

いいですね。

 

まずは短いもので、

正確な再現を目指すのがいいでしょう。

上級者で、少し長めのものに挑戦する場合は、

多少の言い換えがあっても文意が同じなら

構いません。

 

それと、どのくらいをもって長いとするかの基準は

まちまちですよね。

 

慣れていない人で、一人で挑戦する場合は

TOEICのPart2がオススメです。

 

Part2で一番良く出題される、疑問詞を

使った疑問文(whereとかwhenとか)

は、冒頭部分(疑問詞自体)を聞き取ること

が最重要ではありますが、

同時に、できればもう少し後ろの方まで

長く聞き取る力を養成していきたいです。

そのために、このリテンションの練習が

役立ちます。

 

練習していくと、だんだん頭の中で聞いたことを

再現する力が高まります。

それにつれて、回答を選ぶときの

感覚としては、文字を見ながら

回答しているような

感じになっていくはずです。

 

テスト中、放送は1回しか聞けませんが、

頭の中で再現できるので、もう一回

聞いている感覚と言ってもいいかもしれません。

まさに、リスニング中に一人だけ

トランスクリプトをカンニングしている

ようなもの。

 

それは高得点が取れるに決まってますよね。

(実際の会話でも、同じです。会話の

理解力が上がります)

 

リテンションできる力というのは

それくらい強力です。

 

もちろん、文字的に(文法や単語やその他

コロケーションなど)わかっていない場合は

音だけ取れても意味がありませんので、

そういったものは、辞書や日本語訳などで

別途確認をします。

 

リスニングで問題を解く以外の練習を

したことがない人や、リスニング力が伸び悩んでいる

人は、ぜひ試してみてください。

 

鈴木 大介

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