今日のテーマは発音です。
あなたの目指すところが、とりあえず
通じるサバイバルイングリッシュということ
でしたら、発音に関してはまず
この辺りを押さえる必要があります。
【vol.695】How to say P, F, B, V
そこを超えて、もう少し英語らしい音を出したい
ということになってくると、
「2重母音」
を意識してみると良いでしょう。
2重母音とは文字通り、母音(アイウエオ系の音)が
2つ重なった音です。
例えば この /ou/ という音。
Hotel
Post
Motivation
など。
ここでピックアップした単語はカタカナでもよく使いますが、英語で
発音できますか?
映像で確認してみて下さい。
↓
コツは
/o/と/u/で意識して口の形を変えることです。
カタカナであれば、
ホテルの「ホ」
を発音する間に口の形は変えませんよね?
英語では「ホ」のすぐ後に、軽く「ウ」の音を添える
イメージです。そこまでで”Ho”です。
「ホ」はひとまず今の発音のままで、
「ウ(=/u/)」は口を丸めて少し前に突き出す
とうまくできます。
他にも
No,
Go,
Open,
Close,
Hope,
Phone,
Show,
I don’t know. (don’t と know)
などがこの音ですよ。
“ノー”ではなく”ノゥ”
“ゴー”ではなく”ゴゥ”
のイメージです。
実際に単語を発音するときには、当然
「/ou/以外の部分はどうなんだ」という
疑問もあるとは思いますが、ここはひとまず
段階を踏んで、特定の部分に集中するのが
得策です。
今日たまたま読んでいた本に
筋トレの例が出ていました。
筋トレを行う際には、今自分が使っている
筋肉に意識を向けることで効果が
格段に上がることが、英国心理学会などの
研究によって証明されているそうです。
この場合も一緒ですね。
簡単な割に効果がある(=before/afterで違いがわかる)
音だと思うので練習してみて下さい。
鈴木 大介
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