________________________________
【近況報告】
________________________________
こんばんは、鈴木です。
今日は100人を前にプロジェクターが
映らないハプニングに見舞われましたが、
なんとか乗り切れました。
専門のテーマについてはそもそも
何もなくても語れるくらいに
なりたいですね。
________________________________
【メインコンテンツ】
________________________________
先日香港に駐在が決まった方の
レッスンをしていて、フリートーク中に
「引越しの準備で加湿器を親にあげた」
という話になりました。
正確にはそこで「加湿器」という
英語がわからなくて、一旦止まってしまい、
「加湿器とは英語で何と言うか?」
という質問に。
加湿器かどうかは別として、単語が
わからないというのはよくある
シチュエーションですよね。
もしこれがレッスンではなくて
実際の会話なら、あなたなら
どうしますか?
辞書を引く?
やっぱり単語を覚えないと英語は
話せないわ、とあきらめる?
相手を目の前にして辞書をひくのは
実生活ではできないと思いますので、
この場合、一番大事なのは
「そのことを、自分の知っている単語
で説明するとしたらどう言えるか」
を考えることです。
A: Well, how can I say…
ええと、なんて言うんだろう、
it’s a household appliance, which you
can add moisture to a room with.
電化製品で、部屋に湿度を加えられる
もの。
…といった感じです。
もちろん、この例文の単語が
わからない場合は自分の知ってい
単語で置き換えて考えてくださいね。
正解は1つではありません。
おおよそ先ほどのような説明
をすれば、相手が英語のわかる人なら
B: Ah, it’s a humidifier.
と教えてくれたりする
でしょう。
このように、わからない単語は
自分がわかる言葉
+
関係代名詞や分詞、前置詞などを使った
修飾表現(, whichや〜ing/edなど)
で説明するのがコツです。
わかる言葉というのは上位語で
あることが多いです。
上位語というのは
desk, chair, sofaなどに対して、furniture
car, truckなどに対して、vehicle
といった、カテゴリーを表す、
包括的な言葉です。
イメージとしては、英英辞典の説明
のような表現ですね。
実際、英英辞典(OALD)では
humidifierの定義を以下のように
しています。
************************************************************
a machine used for making the air in a room less dry.
部屋の空気の乾燥度を下げるために使われる機械
************************************************************
最初は難しく感じるかもしれませんが、
このような感じで表現するようにしてみると
名前や言い方がわからないことも表現
できるようになってきます。
もっと言えば、これができれば
Native wayかどうかは別として、
とりあえずどんなことでも英語に
できる自信がつきます。
それでやってみて、もし通じなければ
言い方を変えるし、正しい言回しなどの
フィードバックを受けたら修正する、
ということの繰り返しですね。
もちろん、単語やフレーズを
覚えようとすることも大事ですよ。
でもそれが全てではないと
いうか、覚えていなければ
言えないということではないと
いうことです。
アウトプットの時のマインドセットとしては、
自分は手持ちの知識でもう十分
英語は話せると信じてください。
鈴木 大介
コメント