【vol.314】文化が違うとことわざも違う

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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
今週木曜に教員採用試験の
一般教養講座を受け持つことに
なっているため、下準備を
しています。

一般教養だけあって、ことわざとか
格言みたいなものが出題されることが
よくあります。

なんとなく教職っぽい出題ですね。

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【メインコンテンツ】
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ことわざは英語を訳して日本に入ってきた
ものもかなりあるので、そういうものは
英語でも内容がなんとなく推測できたりします。

例えば、

A drowning man will clutch(catch)at a straw.

「溺れる者はわらをもつかむ」

です。

英文を見たときに、個別の単語は
わからなくても雰囲気は掴めた
のではないでしょうか。

では以下のことわざはどうでしょう。
意味がわかりますか?

1. Too many cooks spoil the broth.

2. Birds of a feather flock together.

3. There is no accounting for tastes.

■ヒント

1.多すぎるとダメになる例え

2.似た者同士がtogetherすることを…

3.これは説明できません

わかりました?

では答えです。

1.
直訳:料理が多すぎるとスープがダメになる。
意味:指揮する人が多すぎると、ものごとが順調に運ばない。

→ 船頭多くして船山に上る

2.
直訳:同じ羽の鳥は集まる。
意味:似ている者どうしは自然に集まる。

→ 類は友を呼ぶ

3.
直訳:人の好みは説明できない。
意味:人の好みはさまざまである。

→ 蓼食う虫も好き好き(蓼:たで)

account forで「説明する」はTOEICや
ビジネス文書でよく出てきますので
覚えておくと役立ちます。

鈴木 大介

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