【vol.289】関係代名詞whatの役割と速読の関係

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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
朝からセミナーのシナリオ作成
とブラッシュアップ。午後は個人に
英検1級の授業でした。

セミナーは数年先を見据えてコンテンツを
作成しています。

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【メインコンテンツ】
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今日はメールコーチングのクライアントさんに
いただいた質問を、少しアレンジして解説します。

関係代名詞の what についてです。

これは苦手という人、多いですよね。

参考書によると、以下のような
定義がされます。

*************************************
先行詞をその中に含み、「〜すること(もの)」
(=thing(s) which, those which, all that)という意味を
表す。what は名詞節を導く。

『ベストコーチ 英文法』(受験研究社)
*************************************

これについては、いろいろなポイントはありますが、
今日は”先行詞”や”what = things which”
と言われてわかる中級者の人を対象に、

「what は名詞節を導く」

という点についてみていきます。

上のことを言い換えると、

「whatの導くかたまりが、名詞の働きをする」

ということです。

名詞の働きというのは、文中で

・主語
・目的語(動詞、前置詞の目的語)
・補語

のどれかになることです。

つまり、

******************
What she says is important.
彼女の言うことは重要だ。
******************

という文では、what she says
というのがwhatの作るかたまりで、全体の
「主語」になっていますよね。

次に行きます。

******************
Please listen to what he is going to explain to you.
彼がこれから皆さんに説明することを聞いてください。
******************

今度は、what he is going to explain to you
の部分がlisten toの後の「目的語」に
なっています。

そして、

******************
She is not what she used to be.
彼女は昔の彼女ではない。
******************

この文ではwhat she used to be
というかたまりで、文の「補語」に
なっています。

今回はwhatが導く名詞節の例を取り上げましたが、
単語を超えたかたまりでとらえるためにも、
品詞の理解が大切だということが伝われば
と思います。

単語単語ではなく、大きなかたまりで英文を
とらえる力が上がると、当然ですが文を読むのが
早くなりますよ。

鈴木 大介

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