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【近況報告】
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こんにちは、鈴木です。
みなとみらいのスタバにいます。
昨日の企業研修の振り返りをしつつ。
来週大阪オフィスで同じ企業での研修が
あるため、さらに高い価値を提供する
方法がないか思案中です。
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【メインコンテンツ】
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昨日も企業研修をしていて、
「単語を覚えられない」
という悩みをいただきました。
これは講師をしているといただく
質問No.1なので、当然想定内です。
答え(対策)はその人の現状によって
違うと思っているのですが、
まずそもそもの話として
「単語帳をなんとなく繰り返し
やっています」
というのは最もダメなパターンです。
というとちょっと言い過ぎですね。
努力自体は素晴らしいことです。
やらないよりはるかに良いのは
言うまでもありません。
ただ、せっかくやる気があるのに
もったいないなと思うので
少し強く言っています。
単語帳がダメなわけではないです。
どの分野でも良い単語帳はあります。
使い方の問題ですね。
単語帳を繰り返しやっても、同じ
刺激を繰り返すだけですから、
人間の脳はすぐに慣れてしまいます。
せいぜい、
「この単語、20ページあたりに
あったなー」
って思うようになるだけです。
心当たりありませんか?
僕はそうでした。
単語は7回”別の文脈”で出会うと
覚えると言われています。
7回か10回か、といった回数について
は、いろいろな研究があってまだ結論は
出ていないそうなのですが、
その辺は学者の分野なので、ここでは傍に
置いておきますね。
単語帳はパーっとみながら、覚えている
単語・覚えていない単語のチェックに使いましょう。
(実際にチェックマークをつけておきます。)
もちろん知らない単語は覚えようとはしますが、
この時点ではそういったものは
「覚えられたらラッキー」
というくらいに思っておくと良いです。
自分にとって相性がよくて、なぜかすぐ覚えられる
単語というのはあります。逆もまたしかり。
なので、ここでは無理をしません。
その後、読解問題を解くなり、多読する
なりして、一旦単語帳からは離れます。
これにより、別の文脈で同じ単語に
触れることになります。
そして、また少し経ったら
戻って単語帳を確認するという
同時並行的な使い方がオススメです。
要するに、単語帳は使うけれど、同時に
英文を読むということが必要だということ
です。
1.単語帳で単語を覚える
「それから」
2.英文を読む
というように、分けて考えている人は
今すぐ2も始めてください。というか、
ウェイトは2においた方が効果的です。
「それだとわからない単語が多すぎて
英文が読めない」
という人は、
・それがTOEICなどの資格試験なら、問題を解いた後、わからない単語は
辞書をひきましょう。(そして、その意味を理解しながら音読してください。)
・それが多読なら、読む本のレベルを一旦下げてみましょう。
まずはこのあたりから始めてみてください。
鈴木 大介
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