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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
今日はTOEFLを1件。
受講生は東大大学院を
目指す高校の後輩Oさん
でした。
引き続き合格に向けて
頑張ってくださいね。
その後、先ほどまで大学の
TOEIC講座でした。
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【メインコンテンツ】
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Althoughの使い方
について考えたいと思います。
意味は「〜だけれど」
を表すやや改まった表現です。
これは何詞でしょう?
そう、接続詞ですね。
A) Although
B) Despite
のように、TOEICでは
同じ選択肢でよく出題されます。
2つの単語の意味は同じです。
なのになぜ同じ選択肢で
登場するかと言うと、
品詞が違うからです。
ポイントは
A)接続詞
B) 前置詞
ということです。
なので後ろには
A) の場合 SVが続き、
B) の場合、名詞のかたまりが続きます。
(なのでBの場合動詞は続きません)
TOEICではこれで十分です。
最近教えることが多いTOEFLでは、
ライティングなど、アウトプットでも
使うことが求められます。
その場合、よくあるミスが、
*****************************
*Although we had nothing in common, but
I tried to have a conversation with him.
(*正しくない文です。)
意味:
我々は何一つ共通点がなかったけれど、
私は彼と会話しようと試みた。
*****************************
のような文です。
なんとなく日本語の「けれど」の位置と違って
文頭にalthoughが来ていると、収まりが悪く
感じてbutをつけたくなるんですよね。
でもこの文の場合は、意味的にも文法的にも
冗長になるので、althoughを使うなら、
このbutはいりません。
逆にbutだけにして、Althoughを
止めてもこの文の場合ならOKです。
Although we had nothing in common,
I tried to have a conversation with him.
Althoughが苦手な人は
英文のどの部分について
「けれど」と言っているのか
確認してみてください。
結局、althoughは従属接続詞
の仲間なので、
when,
while,
if,
because,
等と、品詞的には
仲間だと考えるのが
使い方のコツです。
そう考えれば、
*Although, we had〜のように
接続副詞の時のようなカンマを
打つこともなくなるでしょう。
when, we hadって見たこと
ないですよね。
それと同じです。
長くなったので今日は
この辺で。
鈴木 大介
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