【vol.180】できた!と言うとき

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【近況報告】 TOEICお疲れ様でした
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こんばんは、鈴木です。

本日TOEICを受験された方は
お疲れ様でした!


さて、このメルマガも今日で
180号になります。

まだまだこれからではありますが、
気づけば半年間も継続している
ということになりますね。

英語も継続が大事です。

今日である程度目標達成しそうな
人も、まだまだの人もぜひ
日常の中に英語を少し取り入れてみて
ください。

このメルマガもその1部だと嬉しい
ですね。


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【メインコンテンツ】
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今日は”can”の過去形、”could”の
とある用法について
見ていきたいと思います。


助動詞couldは細かいニュアンスを伝えるために
実にいろいろな用法があるのですが、
それを言い出すときりがないので、今日は
「とある用法」に絞ります。


その前にまず基本の確認ですが、

can=できる
could=できた

です。


これはほとんどの方はOKですね。


では本題。

今日取り上げたいのは、

「~できた」という意味でcould
を使わないとき、です。

現在形canのことは
一旦忘れてください。couldの話です。


Grammar in Useという文法書のIntermediate版では
→http://www.neo-shop-1.com/~user101/neo/r.php?c-t%7obovgl
このような例文を載せています。

*********************************
The fire spread through the building very 
quickly, but fortunately everybody was 
able to escape.

火事はすぐに建物中に広がったが、運良く
みな逃げることができた。
*********************************

こういう時はcould escapeとは普通
言いません。


本来はcould≒was able toなのですが、
couldではなく、was able toを使うとき
というのがあります。

それは、先ほどの例のように「ある特定の状況で
何かをできた」という時です。

これだけじゃ何のことか
わかりませんね。


couldの訳は一般的に「できた」
ということですが、
その意味するところは

「~をする能力があった」

ということです。

能力以外にも仮定の話などにも
使いますが、それはまた別の機会で。

話を能力のことに戻します。


能力があるということは、

「繰り返しできる」

ということだとも言えます。


つまり、先の例のような、

「火事から何とか
逃げることができた。」

というようなシチュエーションで

「~できた」

と言いたい場合にはwas able to
(またはmanage toという別の表現もあります)
が使われるということですね。


確かに今回はうまく逃げられましたが、
2回目、3回目?があればどうなるか
わかりませんからね。

逆に繰り返しできたこと(=能力)については
couldでOKです。

例)He could swim faster than anybody else.
彼は他の誰よりも早く泳ぐことができた。


また否定形はこのような区別はせずに
couldn’tを使います。


(できないものはどちらにしてもできない
からではないかと思います。

上の例では、ややこしいですが、nobodyという
否定語で受けて

and unfortunately, nobody could escape~

のようになるでしょう。)

ということで、TOEICや受験ではあまり
このような使い分けは問われないかな
と思うのですが、海外の文法書ではよく
紹介される事例でした。


ある程度「英文法に自信あり」
という人にはGrammar in UseのIntermediate
非常にオススメです。
→http://www.neo-shop-1.com/~user101/neo/r.php?axkl7obovgl


使うための英文法を教えてくれますよ。



鈴木 大介

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