【vol.176】悪気はないのですが…

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【近況報告】
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こんばんは、鈴木です。
近大でのミッション完了です。
大学前商店街が母校の感じに
似ていて、懐かしい気持ちに
なりました。
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【メインコンテンツ】
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今日は

“No offense”

というフレーズを取り上げてみたいと
思います。

直訳すると「攻撃ではない」
ということですが、

会話の中では

「悪気はないんだけど」

とか

「気を悪くしないで欲しいんだけど」

などの意味で使います。

意味も大事ですが、
そういったニュアンスで
ワンクッション置くための
言葉というように
とらえてください。

No offense taken. 気にしてません。

のように応えたりします。

こういうフレーズって
意味は簡単な割に使うのは難しいですよね。

なぜなら No offense の後も
続けてスラスラ出てこないと
相手はきっと嫌な気になるし、
そうだとするとそもそも言おうと
思わないだろうから。

そういう意味ではこの言葉自体は
決して難しくないですが、
使えるようになると
総合的な会話力が付いている
と言えるでしょう。

あと、簡単な言葉に思えるのに使えない
のは、使う練習が足りないだけでなく、
使っているところを見た経験が
足りないということも言えます。

なぜ見た経験が足りないのかというと、
文字通り見た経験が少ないということも
ありますし、はっきり認識できていないから
映画や本で使われていてもスルー
してしまう、ということが
あると思います。

このフレーズをはっきりと知った
上で、海外ドラマやその他の
インプットで何度も触れる、

そうするうちに使われ方がわかってくる、

なんとなくどう使えば良いか
わかるので、機会を見つけて使ってみる、

通じたのでこれでいいのだと理解できる
もしくは怪訝な顔をされたので
理由を聞いたり、調べて解消する

(以下繰り返し)

多かれ少なかれこのような
プロセスを経て、アウトプットで
使える表現というのは増えていきます。

インプット→定着→アウトプット→修正

専門用語をなるべく使わず噛み砕くと
こんな感じでしょうか。

僕は特に定着させるためのプロセスや
アウトプットの修正プロセスで
あなたの役に立てるのではないかと
思って日頃の活動を行っています。

言葉は単語帳やメルマガでパッと見たからすぐに使える
かというと、そうとばかりも言えない
ということですね。(もちろんパッと使ってみようとする
マインドは大切です)

フレーズ紹介のつもりが、英語学習論
になってしまいました。

文筆家の方がメルマガで
「文章を考えてから書くわけではなく、
書いているうちに考えが進んで行く」
という趣旨のことを書かれて
いましが、今日はまさにそのような
感じです。

鈴木 大介

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