【vol.169】うなぎ文

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【近況報告】浜松に帰省中です。
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こんばんは、鈴木です。

実家のある浜松に帰ってきています。

昨日帰省前に話した方にも言われ
ましたが、浜松といえばうなぎですね。

そんな中、今日たまたま日本語文法の例文
を見ていたら「うなぎ文」と
呼ばれる例文があることを知りました。

英語にも関係あるので、本文で
見ていきます。


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【メインコンテンツ】うなぎ文
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続けます。

例えば、日本語では
レストランに一緒に行った人が
うなぎを頼んだときに、自分も
頼みたければ

「僕もうなぎ(を食べる etc)!」

と言ったりしますよね。

(を食べる)は省略されるというか、
言わないほうがむしろ自然ではないでしょうか。


でも、これをそのまま英語に直したら
I am an eel.ですから相当変ですよね。

いや、これが変だと思える人はある
程度英語感覚があるということかもしれません。

もしかしたら何がダメかわからない
人もいるかもしれませんね。


英語の説明だとよくcoffeeがこの例文に
使われるのを見ます。


What would you like to drink?(何かお飲み物はいかがですか)

に対して、

I am coffee.(私はコーヒー)

ではおかしいということですね。


なぜならこの文はI=coffeeという意味だからです。
もちろん I= an eelでもありません。


(ネイティブでもこのように言う人はいる、
という話を聞いたこともありますが
どちらかというとこのメルマガでは
ブロークンな言い方を追求するよりは
試験対策やビジネス用に
フォーマルな表現を扱っていますので
その文脈でとらえていただければと思います。)



ではどう言うかというと、

レストランなどでは~を下さいと
注文するときには I’ll have を
使うのが一般的です。


I’ll have some coffee. 
I’ll have an eel bowl.
I’ll have a steak.

という感じです。


I’ll have の後にはメニューに載っている
名前を言うか、I’ll have thisと言って写真を
指差せばとりあえずOKです。

このフレーズだけでレストランの
注文はほとんどこなせてしまいますね。


補足ですが、うな丼はレストランでは

an eel bowl

でよいと思いますが、うな丼を
外国人に説明するなら

a bowl of steamed rice topped
with charcoal-broiled eel


などの方がいいでしょうね。


ということで、日本語の「うなぎ文」
に相当する言い方は、
英語で話す場合には言い方を
英語に合わせて変えましょう
というのが今日のお話しでした。


鈴木 大介

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