【vol.156】メールに返信する問題

________________________________

【近況報告】東京でセミナーをします。
________________________________

こんばんは、鈴木です。

告知があまりできていませんでしたが
明日は東京セミナーです。今回は
Part5を扱います。

その準備に没頭していたらすっかり
遅くなってしまいました。

でもおかげで面白いものに
なりましたよ。一風変わったアプローチ法を
取り入れます。これができれば本番は
楽勝かも。

もし金曜だし早く上がるか
という人がいましたら今からでも
大丈夫ですのでぜひご参加ください。

詳細はこちら
→ https://ssl.form-mailer.jp/fms/484838db321255(募集終了)

________________________________

【メインコンテンツ】引き続きTOEIC SW
________________________________

今日は昼間、ドバイ在中のCAさんが通訳ガイド
の英語試験免除のため、まずはTOEIC SWを受験
したいということで、一時帰国に合わせて
教えていました。

SWはSで150点以上、もしくはWで160点以上取ると
通訳ガイドの英語試験が免除になります。
TOEICなら840点以上です。

SWは200点が満点なので、免除を狙う場合は
Sで7.5割、Wで8割
が目標ということですね。

昨日はこのメルマガではWの写真描写に
ついて触れました。

今日はその続き(Q6, Q7)の
Eメール問題を見ていきます。

このセクションではあなたが短いメールを
受け取ったというシチュエーションで、
それに返信するという内容です。

その時に、内容について

「3つ提案をすること」

とか

「2つの質問と1つのリクエスト
をすること」

のように2、3のお題が与えられますので
それを踏まえて回答します。

業務であれ、このようなテスト問題であれ、
典型的な英文Eメールは

▼オープニング

▼本文

▼クロージング

という3部構成で
成り立つことが多いです。

▼オープニング

オープニングでは主に
次の2つのことを書きます。

1.お礼などのあいさつ 
-Thank you for your e-mail.
-I am writing in response to your e-mail I received on May 15.

2.これから書くメールの概要
I have a couple of questions.などお題に合わせる。

特に2は大切です。

▼本文(内容)

本文ではお題に沿って、書いていきます。

基本的には各1行で十分ですが、相手に動いてもらう
リクエストなどでしたら、because等の接続詞を
使ったり、もう1文使ったりして、依頼する理由を
添えるとbetterです。

First, Second, Finallyなどの
順番を表す言葉を使うのも
良い方法です。

▼クロージング

最後のクロージングは

-If you have any questions, please let me know.
-If you wish to get in touch with me, kindly give me a call at 555-0000.

のような決まり文句でまとめます。

本番ではEメール問題は2題出題されますので
2つくらい覚えておくとよいでしょう。

Best regards,
署名
で締めくくります。

言い忘れましたがオープニングの前には

Dear 宛先,

も必要ですね。
(Dear抜きで、「名前だけ」の
ようなカジュアルなスタイルでも
大丈夫です。)

このように、
オープニングで2文
本文で3-4文
クロージングで1文
ですから合計6-7文を書きます。

制限時間は10分なので
2分で内容を考え、7分(1行1分程度)
で書き上げ、1分で見直す
というイメージです。

結構慌しいです。

もっと書ける人はもっと書いても
もちろん構いませんが、時間は意外と
足りないと思った方がいいです。

それに関連して、今日教えていて改めて感じたのは、
英語がある程度できる人で、
まじめすぎる人は、アウトプット系の試験で

「良い内容を書かなければ」

ということを意識しすぎて、時間切れになるなど
力が出せないことが多いということです。

アウトプット系の試験は
内容そのものは問われないことが
多いです。

それよりも、試験をクリアするまでは
出題者の要求する水準を満たす回答をする
ことに集中しましょう。

アウトプット自体は自分の思考
をそのまま表現できるレベルに近づける
ようにしたいもの(目標による)ですが、

アウトプット系の試験は相手の求める
要件を満たしさえすれば7-8割の
点数ならまず取れます。

具体例を挙げろと言われたら
本当にあったことでなくても構わないし、

賛成か反対かを問われたら、
本当は

「場合による」

と思ったとしても
とりあえず賛成か反対かを決めて、
それに合わせて筋の通る理由や具体例
を挙げていくということです。

内容自体は、表現力(英語力を含む)が足りないだけなら
後から必ずついてきますので大丈夫です。

鈴木 大介

コメント

タイトルとURLをコピーしました