こんばんは、鈴木です。 本日TOEIC受験をされた方は お疲れ様でした。 リスニングのPart1&2が難しかったという 噂ですがどうだったでしょうか? いつもでしたらPart1の最初の方は 主語が全部一緒で易しいことが 多いのですが、今日は初っ端から 難しくて出鼻をくじかれた人も 多かったようです。 リスニングでは聞こえなかった問題は 気になるものですが、できるだけさっさと 次に切り替えるマインドも大切ですね。 勉強を頑張っている人ほどこの切り替えが 難しかったりするのですが。ただ 5問程度はそもそも点数にカウントされない 設計になっているので、そのことは 常に意識しておいても損はありません。 そうすれば切り替えやすくなると思います。 ________________________________ さて、先日も書きましたが TOEIC SWを教える機会が増えそうな 感じです。 先日Speakingでの写真描写問題で、 General to Specific(全体から部分へ)という 流れの大切さについて触れました。 復習も兼ねて以前の文を引用します。 ********引用********************* 今私の手元にあるのは屋外のアウトレット モールのような写真で、お客さんが 何人かベンチに座ったり歩いたりしています。 それでしたら、まずは This is a picture of a street scene.(これは路上の風景です) のように全体を示してあげます。 模範例はI can see several people in the picture. (絵には何人かの人が写っています。)と続けています。 これがまずは全体を示すということです。 それから個別の話に入ります。 その時には、左、右、真ん中、手前、奥 あたりを分けて説明していきます。 ・The lady on the left~左側の女性は ・The two men in the middle~真ん中の2人の男性は ・There are some buildings in the back ground. 後ろには建物がいくつかあります ・In the foreground, there is ~ 手前には~があります。 ***************************** この「個別の話」というもの についてもう少しみていきます。 前回は位置関係で説明しましたが、他の 視点として、その絵の「場所」 写っている「人」「もの」などについて 描写することができます。 それでも、一通りそれらについて語ると 「もう言えることがない」 という状況になることがあります。 少し前に教えた方はTOEIC820点で かなりの上級者でしたが、それでも 45秒の回答時間に対し、 30秒くらいで詰まってしまい、 "Ah,,,That’s all.(キリッ)” と開き直っていました笑)。 しかしそれだとやはり評価が伸びない ので、もう少し続ける必要があります。 そんな時に最後に付け加えるのに 使えるのが「推測」です。 例えば屋外の写真なら、こんなことが 言えます。 I think it is winter because everyone is wearing jackets. It seems like a nice day as I can see some shadows on the ground. これらは写真からの推測にすぎませんが、 理由をきちんと添えることで、必要十分な 説得力を持たせることができます。 鈴木 大介 参考)『TOEICテストスピーキング/ライティング 究極の技術』 ロバート・ヒルキ 他(研究社)
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