こんばんは、鈴木です。 TOEIC直前に毎月お届けしている 直前の1問ですが、今日はこちら。 参考)TOEICテスト究極のゼミ Part5&6 アルク ************************ Unfortunately, ( )of the items on display here at Phone World are sold out, and we expect shipping delays of up to one week. (A) one (B) many (C) much (D) other ************************ こういう問題は理詰めで考えようと思えば考えられるし、 直感的にも答えられる(見たことある、聞いたことある、何となくそう 言いそう)という両面を意識しておくことが大事です。 ただ、後者の場合、A)のone of the itemsに飛びついて しまわないことが大切ですね。 そこだけ見るとそれは確かによく使う表現ではあるの ですが、一歩立ち止まって 他の可能性もある、ということに気付けるかどうかです。 ■many と much many と muchに関しては 形容詞としてのイメージの方が 強い人もいるかもしれませんね。 many studentsとかmuch timeとか。 manyは数えられるものの前、much は数えられないものに対して、どちらも 「多くの」という意味で使います。 それらの一歩進んだ用法が今回 のものなのですが、 それは(代)名詞としての用法です。 名詞ということは、 much of ~ many of ~ のような形で主語や目的語 として使えるということです。 あとはofの後にくる言葉が可算名詞かどうかを チェックすることですね。 可算名詞ならmany 不可算名詞ならmuch この辺は形容詞と同じです。 そして、今回のようにこの部分が文全体の中で 主語でしたら、 「動詞と一致しているか」 というのがもう一つ大切な点ですね。 まとめると、 ・the itemsが可算名詞(sが付いている) ・動詞がareと複数形 なので、(B)のmanyが 正解となります。 one of なら本動詞は単数形 になるはずです。 otherは名詞的に使うときは 可算名詞と同じ扱いなので、 anをつける(その場合anotherとなる) または theをつける または 複数形(others)にする 必要があります。つまりotherだけで (冠詞無しで・単数形で)名詞のようには使いません。 形容詞としては使います。 形容詞)Do you have any other questions? 代名詞)The book is mine and the other is my brother’s. この”the other is“ を”other is” とは言わないということです。 なぜなら、このシーンは本が2冊あるので(どちらもsが付いてないので1冊ずつ)、 片方をthe bookといえば、もう片方はそれ(=the)と決まるからです。 2冊以上あるならthe others areですね。 さて、あらためて明日 受験される方々は頑張って ください。 花粉症の季節ですが、 目薬も係員に申し出れば 机に置かせてもらえますよ。 鈴木 大介 答え)B 和訳)残念なことにここPhone Worldで展示されている商品の 多くは売り切れていて、最大1週間の出荷遅れが予想されます。
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