【vol.130】地味だけど大事なこと

こんばんは、鈴木です。
今日は高校の英語の先生に
リスニングのトレーニングと、
TOEICの上級レベルの講座を
実施しました。

かなり昔に950点を取得済みという
生徒さんなので、どちらかというとTOEICの
情報処理の側面についてお話ししました。

会社の役員で、若手に導入するために、
自分が先に再受験するとのことです。

週末に人知れずレベルアップ
してやろうという心意気が素敵ですね。

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以前にも見かけたことがあるのですが、
今日もまた大学でbe動詞を教えることを
批判する記事が出ていましたね。

確かにそれだけ取り上げると
中1レベルのことを大学でしていると思われてしまうかも
しれませんが、英語の構造をつかむ上では、説明の
行きがかり上be動詞も必要だろうと思います。

▼The man standing next to our boss is our new staff.
上司の横にいるのが新しいスタッフだ。

この場合、be動詞は算数のイコール
と同じ役割をしますので、ざっくりとらえると、

the man = new staffということになります。

英語の構造を理解するときにベースとなる
考え方に、文型というものがあります。

第1から第5まで、5つに分けるのが基本形です。

先ほどの文ではSVCという第2文型
が使われていました。
それぞれ

S=the man
V=is
C=new staff

となります。

修飾語句やSVOC以外の要素など
この考え方では捉えにくい部分はあるのですが、
英文の骨格をつかむという意味では非常に役立ちます。

その中でも、今日は第2文型について考えて
みたいと思います。

先ほど例に挙げたbe動詞というのが
第2文型では一番よく使われる例ですが、
それ以外に主語の感覚や状態を表す動詞が
第2文型として使われます。

get, become, seem, appear, remain, stay,
feel, look, sound, smellなどですね。

これらは後ろに形容詞をとって、補語
とすることが多い動詞です。

▼A lot of people feel uneasy about making an online purchase.
多くの人がオンラインでの購入に不安を感じている。

▼The second candidate seems (to be) the best.
2番目の候補者が一番良いようだ。

remain などはわりとよくTOEICでも出てきますね。

▼Many shops remain open until 9:00 p.m.
午後9時まで開いている店は多い。

この機会に、地味だけど重要な第2文型
も意識してみてください。

ポイントは、それぞれの動詞に個別の
意味はありますが、全部be動詞に
置き換えても役割は同じということです。

鈴木 大介

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