【vol.111】正しく感謝する

こんばんは、鈴木です。

今日は仕事の合間に
LSDに挑戦しました。

ここだけ見ると捕まりそうですね。

Long slow distanceの略だそうです。
ゆっくりしたペースで長い距離を
走るトレーニングです。

今日は20kmほどでしたが、やはりここから先が
ペースを保つのがきつくなります。
ハーフとフルは全く別物ですね。

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今日の内容は「感謝」についてです。

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*I would be very much appreciated
if you could send me the minutes.

議事録を送っていただければ
大変ありがたいのですが。

(この文には誤りがあります。解説は後ほど)
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ビジネス文書ではappreciate
は頻出ですよね。

「〜に感謝する」という意味です。

thank you と比べるとややフォーマル
ですが、それほど敷居が高いわけでも
なく、よく使われます。

ただし、フォーマル度の高い他の
単語同様、使われ方に一癖
あるので、そこまで踏まえて使えると
理想的です。

上の例文の誤りですが、

I would be appreciatedは「私が感謝される」
ということになってしまうので、
be ?edがいりませんよね。

I would appreciateとなります。

そしてもう一点、

この単語は感謝するという意味では
他動詞(目的語が直後に来る動詞)
ですから、if節が続く場合は
仮の目的語としてitを添えます。

if以下全体をitが受ける形ですね。

結局のところ、

I would appreciate it if you could〜

までは一つの決まり文句として
覚えておきたい言葉です。

(Iの後のwouldは省略可能
couldのところはwouldまたは無し
でもOK)

この混乱は、おそらく

It would be appreciated that〜
(that以下のことに感謝します。)

というフレーズとの混同から来ると
思われます。

どちらも使いますので、
分けて覚えてくださいね。

ちなみに、
*I appreciate you for the help.

のように人を目的語にとるのも
誤りと言われます。

I appreciate your help (on this matter).
のように、人ではなく、感謝の対象を目的語に
してください。

とっさに考えなくてはならない
スピーキングだと、このような些細な違いよりも
考えすぎて言葉が出てこない
方が問題ですので、ほどほどでOKだと
思っていますが、

考える時間があるライティングで
一歩上の「売れる文章」(=効果的に相手と
win/winの関係を作れる文章)を
書けるようにするためには、
押さえておきたいポイントではないかと
思います。

鈴木 大介

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