【vol.104】謎の呪文

こんばんは、鈴木です。

井上 大輔さんとのシークレットセミナー、

リアルセミナー24が終了しました。

参加してくれた方はありがとうございました。

横浜から浜松へ移動しました。明日関西に戻ります。

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さて、今日のお題はアクセントについてです。

【名前動後(めいぜんどうご)】という言葉を聞いたことがありますか?

一定以上の世代の人は、学校か塾で聞いた

ことがあるかもしれませんね。

最近は学校ではこの用語は使われない

という話もちらっと耳にしたことがあります。

名前動後とは、

同じ単語が、名詞として使われる場合に

は前にアクセントがくるのに対し、

動詞として使われる場合には、後ろにくる

ということを簡潔に言い表した言葉です。

確かに、感覚で全部できる帰国子女のような人は

覚える必要がないかもしれませんが、

アクセントを意識的に理解する必要が

ある、普通の日本人英語学習者には便利な言葉です。

僕もそうやって覚えました。

具体的にaddressという単語で

見ていきます。

Could you send it to the address?(それをその住所に送っていただけますか?)

Could you address the problem?(その問題に対処していただけますか?)

上の例文はthe が付いていることから

わかるように、名詞(住所)ですね。

下は、could youに続いているから動詞で、

目的語がproblemなら、(対処する)という

意味になります。

そのアクセントは以下の通りです。

Could you send it to the Address?

Could you addrEss the problem?

addressのうち、大文字にした部分、つまり

上が単語の前半にアクセントが来て、

下は後半にアクセントが来ます。

ただし、イギリス英語の場合は

住所の意味でも後ろにアクセントが来ますし、

アメリカ英語でも後ろに来ることはあります。

それから、purchase(購入・購入する)は名詞も

動詞も前半にアクセントがあるように、

例外もたくさんあります。

なので、あくまで「名前動後となることが多い」

くらいにとらえ、リスニングの際に「あれ?」

と気になったらぜひ調べてみてください。

そうすると、スピーキングの時にも徐々に

意識できるようになっていきますよ。

鈴木 大介

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