先日からFootballの記事が英語で読めるようになるための
関連用語を調べています。
イギリスに語学留学していた2003-2004シーズンは随分
プレミアリーグの放送や新聞を見たものですが、
改めていろいろ調べていると当時を思い出して
テンションが上がりますね。
記事の見出しから
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Liverpool 2-2 Arsenal: Wenger disappointed by late equaliser
ベンゲル、終盤の同点弾にがっかり
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eaualiseは「イコール」からイメージできる言葉ですね。
動詞で同点にすること、名詞では同点弾を表します。
この綴り(つづり)はイギリス英語で、アメリカ英語ではequalizeと綴ります。
なのでBBCなどヨーロッパのソースを読む場合には、
sの方が見かけることになるでしょう。
ビジネスでよく使う
apologize, realize, organizeなども同様で、
イギリス英語では語尾がseとなります。
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Martin Skrtel’s equaliser seven minutes into
stoppage time gave Liverpool a fully deserved
point against Arsenal at Anfield.
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それを踏まえて、先ほどの記事の続きです。
stoppage timeは「止めた分の時間」
つまりアディショナルタイムのことですね。
訳例)
Martin Skrtelのロスタイムまで7分というところでの
同点弾は、アーセナルに対して、アンフィールドで
リバプールに十分に価する1ポイントをもたらした。
背景)
・結果は2-2の引き分けだったが、リバプールの方が
良い試合をしていた。
・サッカーのリーグでは、通常勝つと3点、引き分けで1点
もらえる。
その他の語句)
・deserved 値する/ふさわしい
・Anfield リバプールのホームスタジアム
ロスタイムも様々な呼び方があります。
ちなみにロスタイムとはloss of timeから
できた和製英語のため、英語では言いません。
英語では、
injury time(負傷分の時間)
added time(追加時間)
additional time(追加時間)
stoppage time(停止時間)
などが使われます。
日本ではロスタイムのほか、
以前はよくinjury timeがテレビ放送
では使われていましたが、
日本サッカー協会の審判委員会が2010年7月16日に開いた
会合において、名称を「ロスタイム」
から「アディショナルタイム」へと変更した
そうです。
いつの間にかテレビでの呼び名も
変わったと感じていましたが
そんな背景があったんですね。
引用)http://www.bbc.com/sport/0/football/30467742
鈴木 大介
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