【vol.071】ロスタイムは間違い?

先日からFootballの記事が英語で読めるようになるための

関連用語を調べています。

 

イギリスに語学留学していた2003-2004シーズンは随分

プレミアリーグの放送や新聞を見たものですが、

改めていろいろ調べていると当時を思い出して

テンションが上がりますね。

 

記事の見出しから

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Liverpool 2-2 Arsenal: Wenger disappointed by late equaliser

ベンゲル、終盤の同点弾にがっかり

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eaualiseは「イコール」からイメージできる言葉ですね。

動詞で同点にすること、名詞では同点弾を表します。

この綴り(つづり)はイギリス英語で、アメリカ英語ではequalizeと綴ります。

なのでBBCなどヨーロッパのソースを読む場合には、

sの方が見かけることになるでしょう。

ビジネスでよく使う

apologize, realize, organizeなども同様で、

イギリス英語では語尾がseとなります。

 

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Martin Skrtel’s equaliser seven minutes into

stoppage time gave Liverpool a fully deserved

point against Arsenal at Anfield.

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それを踏まえて、先ほどの記事の続きです。

stoppage timeは「止めた分の時間」

つまりアディショナルタイムのことですね。

 

訳例)

Martin Skrtelのロスタイムまで7分というところでの

同点弾は、アーセナルに対して、アンフィールドで

リバプールに十分に価する1ポイントをもたらした。

 

背景)

・結果は2-2の引き分けだったが、リバプールの方が

良い試合をしていた。

・サッカーのリーグでは、通常勝つと3点、引き分けで1点

もらえる。

その他の語句)

・deserved  値する/ふさわしい

・Anfield リバプールのホームスタジアム

 

ロスタイムも様々な呼び方があります。

ちなみにロスタイムとはloss of timeから

できた和製英語のため、英語では言いません。

英語では、

injury time(負傷分の時間)

added time(追加時間)

additional time(追加時間)

stoppage time(停止時間)

などが使われます。

 

日本ではロスタイムのほか、

以前はよくinjury timeがテレビ放送

では使われていましたが、

 

日本サッカー協会の審判委員会が2010年7月16日に開いた

会合において、名称を「ロスタイム」

から「アディショナルタイム」へと変更した

そうです。

 

いつの間にかテレビでの呼び名も

変わったと感じていましたが

そんな背景があったんですね。

引用)http://www.bbc.com/sport/0/football/30467742

 

鈴木 大介

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