こんばんは、鈴木です。
今日はサッカー関係の話をしていきたいと思います。
何を隠そう(隠してない)僕は結構な
サッカー好きなもので、欧州の主要スタジアム
なんかは学生時代に結構回りました。
そういった好きなものと英語学習を
結びつけられると本当にいいですよね。
上達するのはもちろん、なんと言うか
人生が豊かになる気がします。
サッカーに関することを英語で情報
収集しようと思うと、少し前なら
英字新聞、今ならニュースサイトやYouTube、
衛星放送などがメインになるでしょう。
今日はニュースサイトから、短い
文を取り上げてみます。
Manchester United manager Louis van Gaal says
he is “very frustrated” that his side “gave away two points”
in their 1-1 draw against 10-man Aston Villa.
引用)http://www.bbc.com/sport/0/football/30563678
この文はインタビュー映像を紹介する文章です。
短いですが正確に英文の構造と意味を掴むのは
意外と難しいかも。
ポイント
・that 接続詞
(形容詞・分詞に続く節を導いて) 〜なので、〜ことについて
例)I was disappointed (that) he was going to be away all day.
彼が一日中留守をするということで私はがっかりした。
・give away
何かを手放して相手にあげる様子を表します。
ここでは(怠慢・不注意などで)(機会などを)ふいにする、逸する
の意味。サッカーのリーグ戦では通常、勝つと3点、引き分けで1点が
もらえる仕組みです。
他に、give away the prizes (賞品を配る)
などの使い方もあります。
品物を買ってくれた人にあげる”無料特典”を指して
名詞的に使うこともあります。
・draw 引き分け
これはカタカナでも使いますね。
ビジネス英語では抽選会などの意味でも使われます。
・10-man 10人の
通常の11人から、退場者を出して10人になった状態のこと。
10人だけどmenとしないのは、10-year-old boy 10歳の少年、
と言うときに10 yearsとしないのと同じです。
・his side
「彼の側」ということから意味はつかめると思いますが、
sideにはチームという意味があります。
意訳)
マンチェスターユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督
は次のコメントをしている:
10人のアストンビラに対し、1-1の引き分けに終わった試合において、
彼のチームが「みすみす2ポイントを失った」ということに対して
「とてもフラストレーションを感じている」
どうだったでしょう?
TOEICではTOEICの文脈でよく使われる
単語や、その意味があるように、
サッカーではサッカーでよく使われる表現
があります。
それを学ぶことで、ニュースや新聞の読みやすさ
またはテレビやYouTubeで聞く時の聞き取りやすさ
が変わってきます。
もしあなたが、サッカーには興味が
ないけど、テニスが好き、仕事で
マーケティングが必要、ということ
だったとしてもアプローチは同じです。
よく使われる表現を、そういったものを
まとめた本などで一通りチェックした上で
実際の素材に触れると効率がいいですね。
鈴木 大介
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